「は～い、いらっしゃいませ～じゃよ。
ふふふ、お主が来るの待っておったんじゃよ。
あ、それわらわが頼んだやつ？」

尊に頼まれて、ロックアイスを手に彼女の部屋を訪ねるあなた。
部屋に用意されていたのはかき氷機。巷で流行しているからと、シロップがわりにリキュールをかけたかき氷を食べることに。

かき氷ですっかり寒くなってしまい、尊と一緒に足湯をしていると足もとはぽかぽか♪
いい具合にお酒も回ってあったまってきたところで眠気がやってきて.……。
尊の膝を借りて、そのまま寝かしつけられてしまい……？

「じゃが……目をつぶってしまうのは、もったいないのう。
お主の貴重な寝顔じゃし、わらわ、もうちょっと見ていたい…」

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「モルモットになってくれる?」
0時過ぎ。冬雪に呼ばれて部屋に行くと、なぜかそこにはシャンプーの用意が。
エルのお風呂のためにやり方を覚えたいらしく、実験体にされてしまう。
とはいえシャンプーはなかなかにハードルが高い……と伝えると
「わかった!じゃあ耳かきにしよう!」とまったくわかっていない返事。
膝枕で耳かきというさらに精神的難易度の高い実験(?)をすることになってしまう。

「……もしかして緊張してる？
普通にシャンプーするだけだから大丈夫だよ。」
耳かきは終えるも結局シャンプーされることになるあなた。
途中でエルの邪魔が入るせいか、なんだか自分まで猫になったような気持ちになっていく。

「なんか……昨日までより仲良くなった気がしてうれしい。」
耳元で聞こえる声にドキッとするあなただが、シャンプーはここでおしまい。
「また付き合ってね。数こなさなきゃだから」
本当にそれが理由なのか、ただ単に気に入ったのか、帰宅するあなたには最後までわからない。

「よしよーし、お疲れなんだねー」
れなとゲームで遊ぶために部屋へ来たはずが、
なんだか今日は集中できなくて連敗続き。
一緒にココアを飲んでひと息つくも、体力は回復せず。

「なでなでしたりーおしゃべりしたりー、疲れを癒やしてあげる」というれな。
れなの思いつきによって、シャンプーしてもらうことに。

「ここで寝たら風邪引くよ？」
シャンプーで癒やされたあなたはすっかりおねむに。
もうこのまま寝てしまえと、れなは髪を乾かしてベッドまで案内してくれる。
が、どうやられなも眠くなってしまった様子。

「一緒に寝ちゃってもいいよね?」
近い距離での添い寝に、ほんの少し恥ずかしさを感じるあなたとれな。
だけど吐息と鼓動が聞こえるほどの距離は、安眠へのスパイスにしかならないのだった。