人生で初めて出来た大切な後輩彼女。
幸せな日々に這い寄る影。

彼女の父親はとんでもないクズ。FXで大損した結果、借金返済のためにサラ金に頼る羽目に….。
しかし金利が高すぎて返済できず、借金のかたに彼女は鬼畜AV監督の事務所に連行される。

その結果、鬼畜系のAV出演が決定…。
悲惨なぼくのもとに1本のビデオレターが….。

■後輩彼女
虐められている生徒を助ける「ぼく」に惹かれて告白する。純粋な性格。「ぼく」とはもっと距離を縮めたいが、奥手なので困っている。かといって自分から積極的に攻めるわけにも行かず…。処女。中3のころ「キスすると妊娠する」という噂を真に受けて、一晩眠れなかった経験あり。セックスという行為があることは友達などから聞いて知っているが、AVなどは見たことがない。ただ、指を使ったオナニーだけはこっそりしている。

■ぼく
奥手で内気な性格。正義感が強く生徒会長をしている。いじめられている生徒を体を張って助けるなど、情に厚い。そんな男らしい姿に惚れられ、告白される。OKしたものの、付き合った経験がないので何もできずに過ごしている。手ぐらいつなげよ、とクラスの他の男子には言われているが、どうも踏ん切りがつかない。家の方向が同じなので一緒に帰るが、とりとめもない会話ばかりで、なかなか進展しない。1度だけ彼女の家でデートをしたが、結局何も出来ず帰った。

■監督
AV一筋で食べている。業界随一のツワモノ。鬼畜系では右に並ぶものがない。酒.タバコ.ギャンブル.女全てにおいて豪快の一言。小汚い服を着ているが、実はかなり金を持っている。繁忙期以外は安くて汚い居酒屋で昼から飲んだり、悪い仲間と賭け麻雀に明け暮れている。昔は土建屋で働いていたこともあり、ガタイがよく喧嘩も強い。腕毛と胸毛が濃い。サラ金業者と協力関係にあり、借金のカタに素人の女性出演候補者を紹介してもらっている。出演させる前に自ら素人女性とセックスして作品のインスピレーションに役立てるのが日課。本人はあくまで作品のためと言っているが相当楽しんでいる。