1000年前から愛してる―あやかしに墜ちた僕― 第1話 「再会の雨」
山瀬湊、声で魅せる――千年の愛に命を吹き込む、デビュー作。
本作は、新人声優・山瀬 湊(やませ・みなと)のデビュー作となる注目の一作。
澄んだ囁きと、しっとりと胸に染みる低めのトーン。
静かな雨音に溶け込むその声は、まるで“千年待ち続けた妖の愛”そのもの。
繊細さと妖艶さが同居する難役を演じきった山瀬湊の初舞台を、
ぜひあなたの耳で体感してください。
【コンセプト紹介】
【ストーリー紹介】
昔むかし、
まだ人とあやかしの境が今よりも曖昧だった時代――
一匹の白蛇は、人に恐れられ、捕らえられ、
見世物として晒されていました。
そんな白蛇を、たったひとり、
勇気を持って救ってくれた青年がいました。
彼は白蛇の姿を恐れず、
傷ついた心に優しく手を差し伸べ、
それ以来、ふたりはひっそりと人里の外れで共に暮らすようになります。
しかし、白蛇は “あやかし” であるがゆえに、歳を取りません。
青年は人間としての寿命を迎え、白蛇だけが時の流れに取り残されてしまいます。
愛する人を看取った白蛇は、再びひとりに戻り、
「いつか、彼が生まれ変わってまた出会える」と信じて千年もの時を生き続けました。
そして現代。春の雨が降るある日――
白蛇は湖のほとり、霧のかかった橋の上で立ち尽くしていました。
そのとき、ひとりの青年がそっと傘を差し出してくれます。
その顔も、声も、仕草も…かつて命を救ってくれた、あの青年にそっくりだったのです。
青年は何も覚えていません。ただの親切のつもりで傘を差し出しただけ。
けれど白蛇の瞳には、その瞬間に千年の想いが溢れ出します。
――この人だ。
千年探し続けた、私が唯一愛した人。
正体を明かすこともできず、言葉も選べず、
それでも、止められない感情を耳元でそっと囁く……。
【登場人物・設定】
? 白蛇
かつて蛇の姿で囚われていた白蛇のあやかし。
人に恐れられるその姿のまま、ひとりの青年に命を救われたことで、初めて“人の優しさ”と“恋”を知りました。
そして千年の時を経て、現代。
絶世の美女として人の姿を得た白蛇は、再び出逢った彼に、想いのすべてを囁きはじめます。
?? 青年
現代の青年は、ただ雨の中で困っていた女性に傘を差し出しただけ。
それが1000年もの恋の再会だとは、もちろん知るよしもありません。
彼女に突然「千年、あなたを探していた」と迫られ、言葉を失います。
けれど、濡れた白衣に包まれた彼女の美しさと、胸を打つような切実な声に、彼は静かに引き込まれていきます。
? 舞台と世界観
時間軸:平安時代後期から現代へ。輪廻転生の想いがつなぐ恋。
場所:1000年前から存在する,ある湖のほとりの橋。
天候:千年前も今も、ふたりを包むのは静かな春の雨。
テーマ:輪廻、禁忌の恋、記憶の断絶、あやかしと人間の交差。
【作品内容】
【トラックリスト】
トラック1「奇跡の再会」(2:34)
トラック2「耳元でささやく愛」(1:50)
【同梱物】
(1)本編ファイル
・WAV
・MP3
(2)サムネイル&サンプル画像(jpg)
(3)白蛇ビジュアル画像4枚(png)
(4)挿入歌「千年雨(せんねんのあめ)」.mp3
【クレジット(敬称略)】
出演:山瀬湊
効果音:ディーブルスト「色んな効果音集100パート2」
mosoundworks「【バイノーラル収録】耳を舐める音」
無料効果音で遊ぼう! https://taira-komori.jpn.org/
【注意事項】
本作品はフィクションです。
サムネイル画像、一部のサンプル画像にAI生成画像を用いています。
本作の挿入歌はsunoAIを用いて生成しています。