【バイノーラル】声だけの家 ~嘘をつくと声が濁る洋館で、三階のひとだけが言葉にならない~
作品内容
明日、実家を引き渡す。その前夜、あなたは雨に降られて、見知らぬ洋館に迷い込む。
「いらっしゃいませ。……ああ、映ってる。あなた、鏡に映るのね」
この家の住人には、姿がない。声だけ。
そして、この家にはたったひとつの決まりがある——
嘘をつくと、声が濁る。
澄みきった声の案内係アン。軽口のたびに少しざらつく皮肉屋のセイ。
そして三階からは、完全に濁って、もう言葉にならない声がする。
「……三階には、行かないで」——そう言うアンの声は、澄んだまま。
なのに「三階には誰もいない」と言った夜、嘘をつけないはずの彼女の声が、初めて濁った。
三階のひとは、誰なのか。
声の濁りだけを手がかりに進む、音でしか成立しない謎解きの一夜。
物語はやがて、あなたが五年前に「聞かなかったことにした」ひとつの声へたどり着く。
◆ 収録内容(本編 約28分・全6幕+終章の連続サウンドノベル)◆
▼ 第1幕「雨宿り」— 姿のない住人たち。「見えなくて、いいんです」
▼ 第2幕「家の決まり」— 嘘をつくと、声が濁る。三階から、言葉にならない声
▼ 第3幕「一つめの嘘」—「実家に未練なんて、ないね」…その声は、ずいぶん濁った
▼ 第4幕「二つめと三つめ」— 嘘をつけないアンの声が濁る。あなたの嘘には、家が軋む
▼ 第5幕「この家の正体」— この家は、あなたが実家で聞いた声でできている
▼ 第6幕「三階のひと」— 父の最後の留守電。あなたがほんとうを認めるたび、一語ずつ澄んでいく
▼ 終章「雨上がり」— すべての声が澄んだ朝。「いって、らっしゃい」
◆ ボーナストラック ◆
「雨音の家」(25分)— 古い洋館に降る雨の音だけをたっぷり。睡眠導入・作業用に
◆ 声の濁り=音響ギミック ◆
嘘の重さで3段階に変化する「濁り」を音声信号処理で表現。
クライマックスは濁りきった留守電が一段ずつ肉声へ戻る「復元」の演出です。
◆ 付録PDF「声だけの家の記録」◆
キービジュアル/館の見取り図/住人名鑑/全幕の脚本集
◆ 本編 27分49秒 + ボーナス25分 = 合計約53分
◆ バイノーラル収録: イヤホン・ヘッドホン推奨
◆ 全年齢対象
【AI利用について】
本作は音声合成・作画にAIを使用し、企画・脚本設計・演出・音響設計・キャラクター監修・
編集はすべて人の手で行っています。空間音響と「声の濁り」は独自の音声処理です。